茨城県・水戸市・薬王院

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【 概 要 】−薬王院の創建は大同2年(807)、桓武天皇の勅願により伝教大師最澄が開山したのが始まりと伝えられています。歴代領主に庇護され関東天台宗の壇林寺として寺運も隆盛、大永7年(1527)に焼失しましたが水戸城主江戸通泰によって再建されています。江戸時代に入ると歴代水戸藩主に庇護され初代藩主徳川頼房公の二男、松平亀千代丸が一時当寺に埋葬(後年太田瑞龍山に改葬)、貞亨3年(1686)には徳川光圀によって堂宇の大改修が行われています。現在の薬王院本堂は享禄2年(1529)に再建された建物で桁行7間、梁間5間、入母屋、銅板葺、建築年代が明確で当時の当地方の建築様式を伝える建物として国指定重要文化財に指定されています。仁王門は貞亨年間(1684〜1688)に建てられたもので桁行き6.8m、梁間6.4m、寄棟、茅葺の八脚門で両脇には仁王像が安置されています。その他にも木造薬師如来坐像や木造十二神将立像などの寺宝も多く当時の繁栄が窺えます。
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