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【 概 要 】−正宗寺の創建は暦応4年(1341)佐竹貞義の庶長子月山周枢が正法院の境内に正宗庵を建立したことが始まりと伝えられています。その後、佐竹氏の菩提寺となった正宗寺は勝楽寺、正法院など共に中世常陸の文化の中枢を担い寺領4万石を領し関東十刹の一つにも数えられるなど寺運が隆盛します。天正年間の騒乱に巻き込まれ勝楽寺と正法院は次第に衰退し正宗寺だけは残りましたが、関ヶ原の戦いで佐竹氏は東西中立を保った為久保田(秋田県)へ移封となり庇護者を失い一時衰退します。江戸時代に入ると幕府から庇護され3代将軍徳川家光から朱印状100石を賜り、歴代水戸藩主も帰依したことで末寺12ヶ寺を抱える大寺として維持しました。当時からの建物は天保9年に建立された総門(常陸太田市指定有形文化財)と天保10年の庫裏だけですが多くの寺宝を所有し、境内には歴代佐竹氏の墓と伝わる墓域や水戸藩主徳川光圀に仕えた佐々宗淳の墓など歴史的史跡もあり歴史を感じることが出来ます。 |
正宗寺(常陸太田市):周辺の見所 |
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