茨城県・古河市・鮭延寺

  茨城県の観光と歴史的建築物(ホーム)古河市>鮭延寺
【 概 要 】−鮭延寺の創建は慶安元年(1648)鮭延秀綱の家臣達が秀綱の菩提を弔う為開基したのが始まりと伝えられています。鮭延秀綱は元々横手城(秋田県横手市)主小野寺氏の家臣でしたが山形城(山形県山形市)主最上義光に敗れ従属し最上家の有力家臣になった人物です。東北の関ヶ原とも呼ばれる長谷堂城攻防戦(出羽合戦)で功を上げた事で一家臣ながら鮭延城1万1千5百石を有するまでなりましが元和8年(1622)主家である最上家が御家騒動の為改易となり秀綱は土井家預かりの身となります。その後土井家から5千石が与えられましたが全て家臣達に分け与え、自らは家臣の屋敷を転々としていたそうです。又、境内には古河藩士で陽明学者の熊沢蕃山の墓碑があります。熊沢蕃山は京都に生まれ、徳川頼房に仕えていた熊沢守久の養子となると学問に精を出し陽明学者として確立し岡山藩に3千石を有するになりました。後年、古河藩に召かれましたが幕府に対し批判的な思想を持っていた為、古河城に禁固され元禄4年(1691)に死去しました。
スポンサードリンク

鮭延寺(古河市):周辺の見所

福法寺 亀屋商事本館(旧飯島家住宅) 鮭延寺 雀神社 正定寺

 ※ 当サイトへの相談や質問は大変失礼ですが、メールのみとさせていただきます。又、回答はあくまでも当社の考えであって1つの参考意見です。ご自身の責任でご判断下さい。 回答によって不都合や不利益をこうむっても当社は一切責任を負いません。又、回答を直接的(当社の名前を使って)に交渉や請求の手段とすることはご遠慮くださるようお願い申し上げます。 予告なしに追加、書き替えを行いますのでご了承ください。 尚、リンクは自由ですが画像(写真)や文章等の利用は遠慮させていただいております。御理解の程よろしくお願いします。